第二回Warp Night「最高のプレゼンターの条件」は、自分のプレゼンが他人からどうみられているのかを知ることを目的に、講師に鈴木さんをお招きして、12名の学生を交えてのワークショップとなりました。
まず初めに、参加者全員でプレゼンテーションをしました。それぞれの持っている携帯電話やスマートフォンをプレゼンし、聞いている人に「買いたい」と思わせるプレゼンを目指します。聞いている人は声の大きさから、その人の印象に至るまで細かく評価していきます。さらに、ビデオカメラでプレゼンを撮影し、あとから自分のプレゼンを自分でみることで「どう見られているか?」を確認します。
■自分の携帯を売り込む
プレゼンターのアピールポイントは様々です。色やデザイン、ライフスタイルとのマッチングなど、あの手この手で自身の携帯電話をアピールします。
例えば参加者の一人、ドコモのエクスペリアユーザーである山本健太さんは、エクスペリア独自の機能「テザリング機能」をアピールし、他のアンドロイドやiPhoneとの差別化を徹底しました。
またガラパゴス携帯を使用している渡辺友太さんは「限られた機能しかない事」を利点としてアピールし、「生活の中で携帯電話と接する時間が短い分、自分の時間を大切にできる」と表現していました。
あえてデメリットを挙げて、プレゼン自体を印象的にする人。
経験談を取り入れ、「落としても壊れなかった」と頑丈さをアピールする人。
第三者の意見を取り上げ、具体的な数値を出すことで信憑性のあるプレゼンにする人。
ただ携帯電話をアピールするだけでも、多くの伝え方が存在することに、私自身、驚くばかりでした。
■ビデオチェック
全員のプレゼンが終わり、今度はビデオで撮影した映像をチェックしました。
ひとりひとりのプレゼンの様子を細かく確認していきます。
講師の鈴木さんから一人一人がアドバイスをもらうという事は、十数名規模のワークショップならではの試みでした。
鈴木さんから現場の経験談をいただき、お客様とどのような交渉をしていたか、どのような準備をしていたかを伺い、「準備すること」「練習すること」がとても重要だと知ることができました。
私自身、プレゼンをする際に、自分がどう見られているかということや、話し方について、色々な人から意見をもらったことはありません。
ましてや、自分のプレゼンを撮影して確認したことなど初めての経験です。
そのため、ここで得た意見はとても貴重なものでした。
第二回Warp Nightは、参加された方全員が自分のプレゼンをよりよくするヒントをつかむきっかけになったと思います。