【スタッフインタビューVol.1 鶴田真麻】可能性のある場所
こんにちは!
NPO法人学生ネットワークWANで広報を担当している米澤です。
「地方創生に関わってみたいけれど、WANってどんなメンバーが活動しているの?」
そんな声にお答えして、この度スタッフインタビューを始めることになりました!
第1弾は、鶴田真麻さんです!
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<鶴田真麻(Maasa Tsuruta)>
福岡女子大学4年。大学1年次よりWANに加入。現在はマネージャーとして活動している。
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ー(米澤)スタッフ紹介第一弾ということでさっそくインタビューさせてもらいます!
よろしくお願いします!
鶴田:よろしくお願いします!
ーでは、早速ですが、この記事を読んでくださっている方へ向けて、鶴田さんがどんな大学生活を送っているのか少し紹介したいと思います。
鶴田さんの専攻は「環境経済学」ということですが、具体的にはどんなことをしているんですか?
はい。インタビューはちょっと緊張しますね(笑)
私の専攻である「環境経済学」というのは、環境への影響を見える化することで、環境保全と経済の両立の実現に向けて具体的な対策を示そうとする分野です。
私が所属している研究室では、山とや川などの自然資源の管理や利用に関する制度を研究しています。
また、フィールドワークでの野外調査もよく行います。
ー環境への影響を見える化ですか!
たしかに、経済活動の影響で自然環境が破壊されてしまうという現状は私たちが幼い頃からもよく耳にしていましたよね。
それを実際にフィールドワークで調査するというのは、面白いですね!
私も言語学を学んでいますが、度々沖縄などに出かけて調査をしています。
チャレンジしたい場所があった。このまま時間だけが過ぎていく大学生活は嫌だった。
ーそれにしても、鶴田さんは大学1年生のときにWANに加入したそうですね。WANに加入したのはなぜですか?
きっかけは、当時の私にとって、すごく刺激的な講義に参加していたことですね。
大学の講義で、福岡のサッカーチーム・アビスパ福岡のマーケティングを担う機会に参加させてもらっていました。
ーへぇ~!面白そう!そんなものがっ!
その時は、「どうしたらそのサッカーチームのことを女子大学生にもっと知ってもらえるか」、とか、「どうしたらお客さんを増やすことができるか」、などを考えました。
そして、担当教員や受入先の方々のご指導の下、自分たち大学生で考案したイベントの企画運営に携わる経験をさせてもらいました。
私にとってそこでの経験は一気に視野が広がるものでした。
けれども、途中で諸事情があり、その講義をやめることになりました。
ーなるほど。刺激的な活動を辞めざるを得なかったのはつらいですね。
そうなんです!
いざ、その講義を辞めて、”普通”の大学生活に戻ると、どこか物足りなさを感じていました。
その時は大学に行くことの意味も自分の中では納得できていなかったのでなおさらでした。
もちろん、興味のある分野を学んでいる時は嬉しかったですが、「このままサッカーチームのマーケティングのような刺激的なチャレンジを何もせずに時間だけが過ぎていくのか…」と思うと嫌になっちゃって。
そんな時、同じ大学の先輩から「今まであなたが参加していた活動に近いことをやっている団体があるけど、一緒にやらない?」とお誘いがあったんです!
ーあっ!その先輩というのが、前代表の中村杏さんですね!
◆前代表の中村杏さんのインタビュー記事はこちら!
「日々の積み重ねが大きなインパクトとなる」WAN12・13期代表 中村 杏さんインタビュー!
そうです!
その時はその選択肢しか知らなかったので、良くも悪くも「ひとまずやってみます!」ということで加入を決めました。
ー学生でNPOに入るのって不安じゃなかったですか?
全く不安ではなかったですね。
「新しいことに挑戦してみたい!」という気持ちの方が勝っていました(笑)
WANに入ってからのたくさんの挑戦
ーでは次に、WANでの活動について詳しく聞いてみたいです!
1年生から加入というと、WAN歴トップですよね!
そういうことになりますね。古株です(笑)
ー1年生でWANに加入してから、これまでにどんな活動をやってきましたか?
主にイベントの企画に携わってきましたが、例えば、英語でWANの活動を紹介するコンテストに参加しましたね。
ーホープ賞をいただいた、あれですね!
英語プレゼンコンテストでホープ賞をいただきました
また小学生に向けてプログラミングに触れよう!という企画や、理系や看護系の学生に向けてキャリアのこと・自分のことを考えるイベントも開催してきました。
◆小学生に向けて開催したプログラミングのイベントはこちら!
小学生向けプログラミング講座
◆理系や看護系の学生に向けてキャリアのこと・自分のことを考えるイベントについてはこちら!
【これからのキャリアを考える】イベントレポート!
ーWANが地方創生をフィールドにしていなかった時代ですね!貴重です!
縁もゆかりもない土地に受け入れてもらった喜び。わたしって地方創生に携わってみたいかも!
ーでは、地方創生をテーマに掲げてからの活動はどうでしょうか。
3年生くらいからは伊万里に頻繁に行くようになって、地元の祭りに参加させてもらったりとか、地域の行事に積極的に関わるようなことといった、結果的にWANへの信頼へ繫げることができるような活動をやりました。
最初は、”地方創生”に関心があるという意識は自分の中にはありませんでした。
しかし、そのような活動を続ける中で、最初見ず知らずだった伊万里という地域に、「お祭りにもおいでよ」と参加させてもらったりとか、受け入れてもらっているのが少しずつ分かってきたときはすごく大きな喜びがありました。
ー市長への訪問もしていましたね!
◆市長への訪問のことに関してはこちら!
【メディア掲載:テレビ】伊万里市長訪問がニュースで取り上げられました!
はい!
WANに入ったからこそ、それまで自分が知らなかった世界の人・その道のプロと関わることが出来ましたし、そんな方々がいるのだなと思うようになりました。
また、WANに入ってから、自分はいわゆる地方に行くのが好きなんだなと感じるようになりました。
けれど、周りからは田舎って何もないよねって言われていることということも同時に感じて。
「私にとっては”良いところ”なのに・・・それはどうしてだろう」ということを考えるようになり、そこから”地方創生”という分野にいつの間にか関心を持っていました。
ですから、今後も”地方創生活動”には何かしらの形で携わりたいと思っています。
自分の可能性を広げるWANという場所で挑戦しませんか?
ーでは、最後にWANへの加入を検討している人へのメッセージをお願いします。
やりたいことが明確でなかったとしても、やる気だけというか、「何でもがんばってやってみます!」みたいな学生だったら良いなと思います。
私自身、WANというフィールドで、「自分」に立ち向かう挑戦をしてきたと思っています。
WANに関わっていると、私にとって未知ばかりのことが起こってきました。
その度に「できない」とか「弱さ」とかに向き合うばかり。ただそうなると、他人事にしがちになって、何も進まないんです。
だからそういうことに向き合う日々の中で、「いかに”自分事”にして楽しくできるのか」ということを必死に考えてきたからこそ、今の自分があります。
どうやったら「楽しくなる」とかを考えることって感じですかね。
ーなるほど。たしかにプロジェクトは地道な仕事の積み重ねも多いですから、「あの人から言われたからやっている」という意識だと逃げ道が出来てしまいますもんね。
あとは、どうやったら関わる相手が仕事をやりやすくなるのかを考えることも得てきたと思います。
そうすることで、何事も相手の視点に立とうとする意志を自然を身に着けてきたと思います。
まだまだ未熟ですけれど。
もちろん、やりたいことがある人も歓迎です!
ただ、WANは「なんかやってみたい!けど何したらいいか分からない」という方にこそ関わってもらいたい団体だと思っているので。”行動”を大事にしてほしいと思います。
ーありがとうございます。最後にWANを一言で表すと?
「可能性のある場所」ですかね。
これは、自分の可能性を自ら開花することも出来る場所であると同時に、WANという組織自体も、もっと様々なことが出来る団体だと思っているからですね。
私も長年WANに所属しているからこその視点を活かして、マネージャーを頑張っていこうと思います。
これからもよろしくお願いします!以上、スタッフ紹介第1弾、鶴田真麻さんの紹介でした。
“自分の可能性を広げたい”、”「出来ない」に向き合って成長したい”、そんな思いを持っている人には是非一度WANの活動を聞きに来てほしいなと思います。鶴田さん以外のスタッフ紹介もお楽しみに♪