Vol.11 さとラボミートアップ(ソトコト編集長指出一正の関係人口入門)
こんにちは!
さとラボの新米、運営スタッフをしていますカエデです。今回は、初めての大役!このイベントレポートを書かせていただきます☺️
今回のミートアップは、2月17日(月)にソトコト編集長の指出一正様をお呼びして行わせていただきました。
テーマは、「関係人口入門」
会場には、15名ほどの学生が集まり終始、和気あいあいとした雰囲気で行われました。この雰囲気を作り出す、指出様のご講演内容、気になりますよね?😉
↓以下に詳しく書いていきますね!!
<ご講演>
指出様のお話は、ご自身の自己紹介から始まりました。
学生の頃から様々な地域を訪れていたそうで
幼少期から魚好き!
特にイワナとアナゴが好きだそうで、
この魚がいるところから
「日本のローカルってかっこいい」とう思いに繋がったそうです🐟
また、
#まちづくり#地方創生という言葉に関わっている方なら一度は聞いたことがある
「関係人口」という言葉を提唱し始めたのも指出さんです。
この関係人口とは、
田舎と都会を繋ぐ、経済のカタチと説明していただきました。
当日は、関係人口の入門ということで
関係人口がいつから始まったのかについて話がスタートされました。
・・・
時は遡ること2004年、日本の若者はグローバル志向が重要視されている頃に
中越地震が起こり被災地にボランティアとして人が訪れることで
その地域の良さに気が付く人が生まれ、
その人からその地域の良さが広まる現象が起きたそうです。
さらに、
東日本大震災でも多くのバランティアが訪れその地域の良さに気がつき広める人が生まれました。
実は、震災以前の東北は
街の未来を語ることができないほどに疲弊していたとのことでした。
この、地域の良さに気がつき広める人が生まれたことで
「震災のせい」ではなく「震災のおかげ」という考えまでも生まれるようになったそうです。
また、指出さんの話に過疎はいつから始まるのか?
という内容がありました。
「過疎は、その町の未来を語ることができなくなった時から、心の過疎が始まる」
という一言がものすごく印象的に残っています。
これに関連して、バックキャスティングを用いた考え方の重要性もお話ししてくださいました。
未来のありたい姿から逆算的に考えていくことが必要とされている
SDGsもこの考え方でできているという風に説明してくださいました。
その後、いくつかの地域を事例にお話をしてくださりました!!
>奈良県天川村の『スナックミルキー』という事例では、
縁もゆかりもない地域で大学生の女の子たちがプロジェクトを企画し
自らスナックのママになって現地の人々と交流をしたということでした。
実際は、
スナックじゃなくて小料理屋のような雰囲気だった!(笑)
そうですが、、
区長さんをはじめ結果的に地元の人々が80名も来てくれてたそうです!
さらに、そこを訪れた観光客の誕生日を
その場のみんなでお祝いしたりと
観光客をその地域の人と繋げることもあったそうです。
この繋がりは、きっと観光客に「また来たい」と思ってもらうきっかけになるでしょう。
>「パーリー建築」さんの活動のお話もしていただきました。
このパーリー建築とはいう団体は、空き家を改築しながら全国を旅している集団だそうで、
地域の人を巻き込んで、毎日のようにパーティーを開きながら
使われていなかった古い建物をゲストハウスやカフェへと生まれ変わらせているそうです。
結果的に、
その地域に年間で若者4千人来るようになったり
地元のおばああちゃんたちが化粧するようになった!
という成果が出ています。
これらの活動から学ぶメッセージとして、
地域側として派手なものばかりを見せていてはダメで、弱さ(地域の課題)をも見せていくことが大事ということがあると話してくださいました。
指出さんは、自称炎上キャラとも言っておられていて
ストレートに物事の本質を伝えてくださり、ご公演中
参加している学生の表情も真剣さの中にどこか楽しさを感じているような表情でした☺️
<ワークショップ>
今回のワークショップのテーマは
「参加したくなるような地域プロジェクトを考案する」でした。
これに関して、指出さんからの3つのアドバイスはこちらです。
①面白いと思うような名前をつけること
②自分の好きなことと地域の課題を合わせて考えること
③長く続けなくても良いけれど、区切りを決めて考えること
このアドバイスをいただいた後に
4チームに分かれワークショップを行いました。
私のいたチームでは
空き家を会場にしたご当地グルメの食べ比べを行いたい人や
地域の人と話しをてその内容をまとめることが好きな人
地域の農作物でマルシェを行いたい人
地元を学校に例えて多くの学生に来てもらえる仕組みを作りたい人
で構成されていました。
話していく中でみんな「食」が好きであることがわかり
中でも「ラーメン」を嫌いな人はいないということで・・・
空き家でご当地ラーメンを作り、食べる会を企画するという案になりました。
名前は時間が足りずにつけることができなかったのですが
指出さんが
「ラーメン大学」がいいのではないかとアドバイスをくださいました🍜
他のチームでは、
・パリーナイトin地方
クラブを作りそこで楽しんでもらった後に、温泉で満点の星空を楽しむというアイディア
・夢つなブック
子供たちに夢を自由に語ってもらう機会を絵本で提供するというアイディア
・誰でもなんでも映え映えゲストハウス
ゲストハウス✖️イベントを多発させるアイディア
例えば、落語やアイス屋さんなど
思わず検索したくなるような
名前と個性の溢れるアイディア出されていました!
<最後に>
今回のミートアップで11回目を迎えることができました!
今後もさとラボは
「ふるさとや地域のために行動を起こしたい学生の実験の場」として、
①ミートアップ:地域をフィールドに活躍するゲストを迎え、ともに学びともに考えるミートアップを開催しています。毎回10名~20名近くの地域活性化に興味関心のある学生が参加しています。
②専用グループでの交流:地域活性化に興味のある学生が約100名程参加するFacebookグループでの交流。
③さとラボを活用したプロジェクトの立ち上げ:同じ興味関心を持ったメンバーと一緒にプロジェクトを企画して、地域を元気にするプロジェクトを実施します。
この3軸で活動していきます!
詳しくはこちらまで↓↓↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/satolabo
参加したい方は・・・
リンクまで、お名前とFacebookのアカウントリンクを添付してご連絡ください!
同時に、運営メンバーも募集しています!
※さとラボのFacebookコミュニティへ参加を希望される方はこちらまで↓↓↓
https://bosyu.me/b/aFkOyc49lSU
地域や地元への想いを持っている方々が気軽に集まれて、交流することができる場を
私ちは今後も創出していきます!!
これからの、さとラボの活動の応援どうぞよろしくお願いいたします!!✨
さて!
次回のミートアップは4月下旬を予定🗓しています。
詳細は決まり次第、Facebookのグループまたは、peatiexにて告知しますのでチェックしてみてください!