学生改革団体SHINES主催 SoftbankグローバルCEO候補が教える『一流の流儀』セミナー
2012年3月3日(土)に丸ビル新館にて、学生改革団体SHINES主催「SoftbankグローバルCEO候補が教える『一流の流儀』セミナー」が開催されました。
講師は、若手起業家でSoftbankグローバルCEO候補の安丸宗作さん。若くして孫社長の後継者候補に目される安丸さんに、「一流」の物事の見方を教わりました。
‐講師プロフィール‐
武士株式会社 代表取締役 安丸宗作さん
IBMビジネスコンサルティングサービス 株式会社 戦略グループにて、国内外の事業に対して事業戦略策定、M&A実行支援及び経営改革実行支援に携わる。
2008年に日本の伝統文化・工芸をプロデュースする武士株式会社を設立。
現在、Dazzling9株式会社 最高執行責任者、ONTROX LLC ビジネスディベロップメントエグゼクティブを務める。SoftbankグローバルCEO 候補であり、孫正義社長の後継者の一人として注目される。
安丸さんのお話のテーマは「視座」。物事の見方です。
時間、立場、空間など、様々な条件を例にあげ、それらを超えた視座を教わりました。
中でも印象的だったのは、「一流の人ほど人生における意思決定の回数が多い」という話。未来の選択肢を広げ、それを選ぶことを繰り返すうちに、一流の人になっているそうです。その時、「こういう理由でこれを選んだ」と言えるようにするのが大切です。安丸さん自身、寝る前に一日を振り返って、今悩んでいることに答えを出すこと(意思決定)を心がけているそうです。
その後、参加者はグループに分かれてディスカッションを行いました。
安丸さんが提案する医療ビジネスモデルを例に、「どういう視点(視座)であれば、このビジネスはうまくいくか?」ということについて話し合います。
安丸さんいわく、新しいビジネスモデルは、既存のレポート等の組み合わせでしかありません。ビジネスの成功には、机上のモデルだけでなく、今回のディスカッションのようなリアルな声が欠かせないと安丸さんは言います。
最後に、安丸さんは魅力的な一流の人に共通する条件を教えて下さりました。
それは、「おさなさ」。孫社長もスティーブ・ジョブズも皆、ピュアで素直で子供っぽいところを持っています。
岡本太郎は「人生は積み減らし」と言いました。数多のやりたいことの中から、選んで選んで、やっと残った好きなことに夢中になるから積み減らしだと。未来の選択肢を広げ、選択を繰り返しながら、一流を目指したいものです。
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